私立中学受験では、算数のウエイトが特に大きく、また算数を強くするには国語の1.5倍、社・理の2倍以上の学習時間が必要と感じます。
公立中学生では、中2の夏休み以降、英語が苦手な生徒を並まで引き上げるのは時として間に合わないこともございます。復習と新しく9月以降に学習する内容の同時並行に多くのエネルギーを必要とするからです。
理解力に関しては、本当に個人差が大です。
一を聞いて十を知る生まれつきの能力のあるお子様は、どこの大手塾でも全く問題ありません。
しかし、飲み込みの遅いお子様は、週単位のカリキュラムは、お気の毒としか申し上げられません。しかし、そういったお子様は、一度分かるとずっと記憶に長くとどめておける能力を持ち合わせている子が多いものです。
うさぎでも、カメでもそのお子様に合った方法を用いれば、勝負は分かりません。
1、気の散り易いタイプ
2、おしゃべりが得意なタイプ
3、気後れして人前では、ろくに話もできないタイプ
このような普通・一般的な性格のお子様は、場合によってはお考えの余地があるかも知れません。
ぜひ3年生・4年生あたりから始められるとよろしいかと思います。
私立中学受験だからと言って、いきなり高度なことを扱うわけではありません。栄光合格を果たしたA君でも、計算・漢字・学校の教科書準拠のワークから始まりました。
進学みらいの根幹でもある『基礎から積み上げて、そのお子様の能力の最大限で打ち切り』というコンセプトは、『決して無理をさせない受験』を目指したものだからです。
ですから、初めから『うちの子を○○中学へ入れてくれ』というご相談には一切応じておりません。