私立中学受験はあくまでも最終学歴へ継なぐ途中経過です。単により偏差値の高い中学校へ合格することだけが必ずしもその子にとってベストではありません。中学受験を通して一日一日の積み重ねの大切さを説き、人に教えられる時間はできるだけ少なくし、自身の力で問題を解き、それを習慣化させることが第1目標です。
最近のお子様は、十年前と比べて心も体も大変弱くなりました。
寒いだ、暑いだと敏感になり、忍耐力も薄い様です。根気がないからご自宅での一人勉強にも耐えがたい。それなら授業料を支払って週に4、5回も通塾した方が手取り早く、効果も早く出るかも知れません。しかしそれでは自らじっくり勉強するという習慣は根付かないように思います。また、「皆とやれば楽しいし一人でやれば恐い。」という考えのままでは、せっかくの精神力の強さを養う機会を逃がしてしまいます。
初めは試行錯誤で、能率も悪いかもしれません。しかし一歩一歩踏み固めながら進んで行くと、「自己のペースを守って勉強をすれば合格する。」という喜びと共に自分自身に確固たる自信が生まれて来ます。
中学・高校へ行って自宅学習の習慣が身に付いていれば、中間・期末テストの前に自ら予定を立てることができる自己管理能力を発揮し、実行して行くことができるのです。
当教室の卒業生の中に理系(特に医学部)へ現役、また一浪で合格する教え子がいる割合が高いのも、彼ら合格者の言葉の中に、「一日一日の学習の積み重ねが大いに役立った。」とあることからもお分かりいただけるでしょう。
また、第一志望校を3回も受けたにもかかわらず不合格となり、いわゆるスベリ止め校へ入学。しかし、その中学でトップクラスの順位をキープし早慶推薦入学を果たすなど、積み重ね学習の成果と言えるでしょう。
上位校、下位校など眼中にありません。通常では私立中学受験は無理に近いとされている学校の成績が「中の下」位のお子様でも過去幾多となく「奇跡」に近い結果を出しております。
公立中学へお通いの生徒さんは、部活に熱中し、学校生活を存分に楽しんでいる様です。
進学みらいでは、小学生の中学受験のコンセプトと同様、自宅での学習を最重要と考え、多くの宿題を出します。ただ、内容は学校の進度を考慮して、少し先を予習し、その確認のためのものです。
よってやる気があれば、ほぼ同じ内容の反復ですから、どんどん消化できます。ただテキストは、英・数・国で各5冊前後はあります。(社・理で3冊程度)
全ては学校の学習内容の完全理解にあります。
勉強以外にも友人関係、学校での出来事、時々は家族や好きな人のこと、色々な悩みが生じます。そのようなメンタルな部分の悩みや不安を抱えたままでは、勉強をするという体勢には入れないのも無理はありません。
当教室では生徒さんのわずかな変化も見落とすことがないよう、常に精神状態を注視し、いつでも相談相手になれるよう厚い信頼関係を築くコミニュケーションを図る努力を日々心掛けております。
強引な入塾誘導は一切しておりませんので、安心してお声を掛けて頂きたいと思います。
現在私立小学校、私立中学校にご在籍の方、そして公立中学校の生徒さんも大歓迎です。
どうぞお気軽にお問い合わせのお電話を頂ければと思います。
元大手有名予備校において、教室責任者及び受験算数の授業を担当して以降30年近くにわたり、小・中学生の受験指導を続けています。お子様をお預かりした以上は、強い愛情と厳しさを持って合格まで責任を持って導きます。
代表 小林 博臣